外壁のメンテナンス時期はご存じですか。
外壁塗装のベストな時期は、主に以下の3つの内容によって決まります。
● 塗料の耐用年数
● 外壁の劣化症状
● 外壁の素材
住宅の外壁でよく使われている窯業(ようぎょう)系サイディングやモルタルは、セメントが主成分です。
セメントの表面は防水性が低いため、そのままの状態では雨水が染み込んでしまいます。
そのため、表面を塗装して保護しなければなりません。
しかし、塗膜が劣化すると外壁が風雨や紫外線にさらされて、建物の腐食を進めてしまいます。
塗膜におおわれた外壁は、適切なタイミングで塗り替えが必要です。
種類ごとの耐用年数は、
アクリル塗料 3~8年 ウレタン塗料 5〜10年
シリコン塗料 8〜15年 フッ素塗料 12〜20年
塗料の耐用年数だけでなく、塗膜劣化のサインも塗り替え時期を知る手がかりにしましょう。
以下にて、外壁の塗り替えが必要な外壁の劣化症状についてご紹介します。
チョーキング ・ 塗膜成分が劣化して白い粉(顔料)が露出する
塗膜の浮き・はがれ ・ 塗膜が外壁から剥離した状態である
シーリングが切れる・ サイディングの継ぎ目の充填剤が硬化して裂けている
クラック ・ 外壁にヒビが入る
上記のサインが出ている場合は速やかに塗り替えしてください。